無職になった

　先日、会社をクビになった。

　クビになったのは、昨年の春にオレが新卒で入社した会社だ。入社して1年半も経たないうちに、会社をクビになった。

　クビと言っても、より正確に言うと、「解雇」ではなく退職勧奨からの自主退職だ。

　「この会社には、あなたの居場所はありません」。人事部門の部長からそう告げられたのが今週はじめのこと。淡々と手続きが進められ、退職の告知から3日後には有給期間に入れることになった。驚くほどのスピード退社である。

　現在は有給消化中の身ではあるが、実質的には無職である。もちろん次の就職先など、決まっていない。これからどうするか。

　幸い、ボーナスが出た直後での退社となったので、しばらく何もしなくても暮らせる程度のお金はある。不本意な形ではあるが、せっかく得た自由な時間。どこか旅に出てみるのもいいかもしれない。

　そう考えると、何だかすごく希望がわいてくる。圧倒的に自由な時間が目の前にあるのだ。こんな機会は、人生でそう何度も無いはずである。幸い、オレはまだ若いし、再就職もなんとかなるだろう（希望的観測）。

　この無職期間をどう過ごすか。無駄にはしたくない。

このブログは、そんなオレが無職からの再起を目指す日々の記録である。

（湯島神社にお参りをして、再起を誓ってきた。おみくじを引くと「争事：まけるが勝ち」。会社をクビにはなったが、オレの人生にとっては勝ちなのである。）